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「できたら母乳で育てたい」から始まった私の完母への道のり。頑張ったこと・後悔したこと

妊娠中、「母乳で育てたいけれど、本当に出るのかな?」と不安に思って何度も検索していました。

SNSでは「完母で育てています」という投稿を見かける一方で、「全然母乳が出なかった」「混合育児になった」という体験談もたくさんあり、何が正解なのか分からず、出産前から少しプレッシャーを感じていたのを覚えています。

そして実際に出産してみると、想像以上に母乳育児は大変でした。


妊娠中、私は「絶対に完母!」という強いこだわりがあったわけではありません。

バースプランには、

「できたら(母乳が出るなら)母乳で育てたいです」

と書いていました。

今日は、そんな私が完母になるまでの道のりや頑張ったこと、そして「もっと早く知っていれば…」と今でも思うことを、これから出産される方や授乳中のママの参考になればと思い、体験談としてまとめます。


目次

生まれたその日から始まった授乳

出産したその日の夜から、3時間おきの授乳(または搾乳)が始まりました。

もちろん最初から母乳がたくさん出るわけではありません。

ほとんど出ない状態からのスタートでした。

助産師さんが何度もマッサージをしてくださり、絞り出すように母乳を出してくれました。

正直…

痛くて涙が出そうなくらい痛かったです(笑)

でも、生まれたばかりの娘が一生懸命おっぱいを探して吸ってくれる姿が本当に可愛くて、

「人間って、生まれた瞬間からこんなことができるんだ。」

と感動したことを今でも覚えています。


菌血症になり、2週間の入院生活に

実は私は出産後に菌血症になってしまい、入院が2週間に延びました。

40度を超える高熱が続き、本当にしんどかったです。

それでも助産師さんは3時間ごとに娘を病室まで連れてきてくださり、私は点滴をしながら授乳をしていました。

壮絶な出産の後、体もメンタルもまだ回復していない中、40度を超える熱に耐えながら3時間おきに授乳する毎日は、今思い返しても本当に大変でした。

でも、

この2週間で徹底的に授乳をサポートしていただいたことが、今思えば完母につながったんだと思います。

退院する頃には、母乳だけで育てられるくらい出るようになっていました。


完母のために頑張ったこと

出産後すぐに私が気をつけていたこと

入院中は、助産師さんに教えていただいたことを信じて、とにかく「赤ちゃんにたくさん吸ってもらうこと」を意識していました。

3時間以上は授乳間隔を空けないこと

出産直後は、昼夜関係なく3時間おきに授乳をしていました。

眠くても、体が痛くても、時間になると助産師さんが娘を連れてきてくださり授乳スタート。

最初は「こんなに頻繁に授乳するの?」と驚きましたが、助産師さんから

「今たくさん吸ってもらうことが、これからの母乳量につながるよ」

と教えていただき、とにかく3時間以上は空けないようにしていました。


赤ちゃんが飲めないときは搾乳すること

娘が寝てしまってあまり飲めなかった時や、途中で疲れてしまった時は、そのまま終わりにはせず搾乳をしていました。

「赤ちゃんに吸ってもらえなくても、おっぱいに刺激を与えることが大切」と教えていただいたからです。

最初は数滴しか出ませんでしたが、それでも「今はこれで大丈夫」と思いながら続けていました。


「まだ出ないから」と諦めず、とにかく吸ってもらうこと

正直、一番心が折れそうだったのはここでした。

最初は本当に母乳が出ません。

「こんなに出ないのに意味あるのかな?」

「娘もお腹空いてるんじゃないかな?」

「とにかく、痛すぎる」

と何度も思いました。

でも助産師さんは、

「今出なくても大丈夫。吸ってもらうこと自体が母乳を作るスイッチになるから。」

と何度も励ましてくださいました。

その言葉を信じて、とにかく毎回娘に吸ってもらい続けました。


助産師さんの存在が本当に大きかった

今振り返ると、完母になれた一番の理由は、助産師さんが何度も根気よくサポートしてくださったことだと思います。

授乳のたびに飲ませ方を見てくださったり、マッサージをしてくださったり、「順調だよ」と声をかけてくださったり…。

もし一人で退院していたら、途中で辛すぎて「もうミルクにしようかな」と諦めていたかもしれません。

もちろん母乳の出方には個人差がありますし、完母が正解というわけではありません。

でも私にとっては、この入院中の積み重ねが、退院後の母乳育児につながった大切な時間だったと感じています。

退院してから軌道に乗るまで気をつけていたこと

退院してからは、自分なりに「母乳が出やすい環境を作ること」を意識していました。

とにかく栄養のあるものを食べる

母乳は自分の体から作られるものなので、バランスの良い食事を心がけていました。

和食が最強です!

水分をしっかり摂る

授乳中は本当に喉が渇きます。おっぱいに全部水分持っていかれるのかな?

授乳するたびにお茶やお水を飲むようにしていました。

しこりができたら、その部分を圧迫しながら授乳する

授乳をしていると、おっぱいが張ってしこりになることもありました。

そんな時は、しこりを優しく押さえながら赤ちゃんに吸ってもらうようにしていました。

飲み終わったあとに、おっぱい全体が柔らかくなっているかも毎回確認していました。


母乳育児用ハーブティーを飲む

母乳育児をしている方の口コミでとても評判が良かったので、私は母乳育児用のハーブティーも飲んでいました。

このハーブティーは、母乳量を増やすサポートをしてくれると言われています。

私の場合は、「絶対に飲まなきゃ!」というより、

“もし母乳量が減ったら…”というお守り代わりとして、常にストックしていました。

授乳中は精神的な不安も大きいので、「これがあるから大丈夫」と思えるだけでも安心感がありました。


母乳が出すぎるようになったら…

実は退院してしばらくすると、今度は逆に母乳過多気味になってしまいました。

勢いよく母乳が出るので、娘が毎回盛大にむせてしまうようになったんです。

そこで今度は、同じシリーズのミルクスルーブレンドというハーブティーに切り替えました。

私にはこちらがすごく合っていて、おっぱいの張りが少し落ち着き、授乳もしやすくなりました。

母乳育児は「出れば終わり」ではなく、

出なさすぎても困るし、出すぎても困る。

本当にその時その時で悩みが変わっていくんだな、と実感した出来事でした。

なので、こういったハーブティーなどもうまく活用するのもおすすめです。


後悔していること

産後2日目の夜。

娘が一晩中泣き続けました。

母乳がまだ十分に出ていなかったため、お腹を空かせて泣いていたのだと思います。

助産師さんに相談し、その日から数日間だけ母乳のあとに少しミルクを足すことになりました。

その後は母乳だけで十分になったため、完全母乳へ移行しました。

その時は、この判断が間違っていたとは思っていません。

ただ、その後自分でいろいろ調べる中で、生後早い時期の人工乳との付き合い方について、新しい研究が出ていることを知りました。

最近では、牛乳アレルギーの予防には、牛乳たんぱく質を必要以上に避けるのではなく、適切な時期から継続して少量ずつ摂取すること(経口免疫寛容)が大切ではないかという考え方が広まってきています。

その後、この研究について知ってから色々と調べた結果、生後4か月頃から人工乳をごく少量ずつ飲ませることに決めました。

最初は耳かき1杯分くらいの量からスタートし、様子を見ながら少しずつ量を増やしていきました。

現在はヨーグルトも問題なく食べられていて、これからも定期的に乳製品を取り入れていく予定です。

もちろん、娘はもともと牛乳アレルギーにならない体質だったのかもしれませんし、この方法を取り入れたから発症しなかったのかどうかは分かりません。

でも、当時の私なりに最新の研究を調べ、小児科の先生にも相談しながら納得できる形で進められたこと、そして今のところ問題なく乳製品を食べられていることにホッとしています。

興味のある方は、以下の研究やガイドラインも参考にしてみてください。

【参考文献】

・日本人約10万人を対象にした研究(Japan Environment and Children’s Study)
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7821216/

・EAACI(欧州アレルギー・臨床免疫学会)ガイドライン
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/pai.13496

育児の常識はどんどん変わる

今回のことを調べて改めて感じたのは、

育児の常識は時代とともにどんどん変わっていくということです。

例えば、昔は「お風呂上がりには白湯を飲ませると良い」とよく言われていました。

でも現在では、母乳やミルクを十分に飲めている赤ちゃんであれば、基本的に白湯を飲ませる必要はないという考え方が一般的になっています。

また、離乳食についても大きく変わりました。

以前は、卵やピーナッツなどアレルギーが出やすい食材は、できるだけ遅く始めた方がアレルギーになりにくいと言われていた時代がありました。

しかし現在では、医師の指導や離乳食の進み具合に合わせながら、適切な時期に少量ずつ始める方が、食物アレルギーの予防につながる可能性があるという考え方が主流になっています。

今回私が調べた牛乳アレルギーについても、まさにその一例だと感じました。

もちろん、新しい研究が出てもすぐにすべての考え方が変わるわけではありませんし、赤ちゃん一人ひとりに合う方法も違います。

だからこそ、

「昔はこうだったから」

「SNSで見たから」

ではなく、

最新の情報も参考にしながら、必要に応じて小児科や助産師さんに相談し、自分や赤ちゃんに合った方法を選ぶことが大切なんだなと、この経験を通して感じています。

最後に

完母だから偉い。

ミルクだからダメ。

私は全くそうは思っていません。

それぞれの家庭に、それぞれの事情があります。

これはあくまで私自身の経験です。

もしこれから母乳育児を頑張りたいと思っている方がいたら、少しでも参考になれば嬉しいです。

そして授乳方法に悩んだときは、一人で抱え込まず、ぜひ助産師さんや産婦人科、小児科の先生に相談してみてください。

私は助産師さんのおかげで、安心して母乳育児をスタートすることができました。

この経験が、これから出産を迎える方や、今まさに授乳を頑張っているママの力に少しでもなれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

子育てや暮らしのこと、フランス生活のあれこれを気ままに綴っています。

以前フランスに約2年間住んでいましたが、今回は子連れでの新生活に挑戦予定。

日々の気づきや役立つ情報をシェアしていきます🌿

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